“崇(たたり)” の例文
「我も一手の大将なり。然るにわが首の何とて、実検に合わざるぞ。かくては、此度の勝利思いも依らず。我崇(たたり)をなし、禍いを成さん」
大阪夏之陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
或は鬼となり蟒(みづち)となりて崇(たたり)をなすためし、往古(いにしへ)より今にいたるまで算(かぞ)ふるに尽しがたし。
新院呵(から)々と笑はせ給ひ、汝(なんぢ)しらず、近来(ごろ)の世の乱(みだれ)は朕(わ)がなす事(わざ)なり。生きてありし日より魔道にこころざしをかたぶけて、四四平治(へいぢ)の乱(みだれ)を発(おこ)さしめ、死して猶(なほ)四五朝家(てうか)に崇(たたり)をなす。