“崇光”の読み方と例文
読み方割合
すこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
崇光すこうの三上皇と皇太子直仁なおひととを、そっくり人質として八幡にとらきたって、三月早々、河内の東条へ移し、後にまた、賀名生あのうの山中に連れて行ってしまった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
光厳こうごん光明こうみょう崇光すこうの三上皇も、御幸みゆきしていらせられたので、一山には、守護の武士たちや、公卿くげたちも、おびただしい数にのぼり、賊軍の襲来に備える兵馬兵糧のしろはもとよりのこと、永い年月のうちには
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)