尺帯じゃくおび)” の例文
旧字:尺帶
出窓でまどえんひじけて、するりとからだもちちあげると、如何いかにも器用きよういた草履ぞうり右手みぎてぎながら、こしの三尺帯じゃくおびへはさんで、ねこのように青畳あおだたみうえったのは、三年前ねんまえいえたまま
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)