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小生
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しょうせい
ふりがな文庫
“
小生
(
しょうせい
)” の例文
拝啓学位辞退の儀は既に発令後の申出にかかる
故
(
ゆえ
)
、
小生
(
しょうせい
)
の希望通り取計らいかぬる
旨
(
むね
)
の御返事を
領
(
りょう
)
し、
再応
(
さいおう
)
の御答を致します。
博士問題の成行
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
オーケストラが日本一、そうして、
小生
(
しょうせい
)
の私の
我
(
わ
)
が
輩
(
はい
)
の
僕
(
ぼく
)
が、エヘン、日本一のいい男の一寸法師、チョンチョンチョン。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
余
(
よ
)
——いや
小生
(
しょうせい
)
はこのたびぜひとも
博士
(
せんせい
)
にお願いをして、
毒瓦斯
(
どくガス
)
をマスターいたしたいと決心しまして、そのことで
遥々
(
はるばる
)
南海の
孤島
(
ことう
)
からやって参りました
毒瓦斯発明官:――金博士シリーズ・5――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
しかし、紹介者などなくても、
小生
(
しょうせい
)
が何者であるかは、新聞紙上でよくご承知のことと思います。
怪人二十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
御紹介する右は
小生
(
しょうせい
)
の同県人にて小生とは年来親しくしている人なり君の会社に勤めつつある某社員の身元に
就
(
つ
)
いて調べたい事項があるそうだから御面会の上
宜敷
(
よろしく
)
御取計いを
途上
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
▼ もっと見る
猿之助からの返事は、
小生
(
しょうせい
)
ゆえに、長い友達と絶交してくれるなというのだった。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
良寛
(
りょうかん
)
が否認する料理屋の料理とか、書家の書歌
詠
(
よ
)
みの歌の意は、
小生
(
しょうせい
)
、
双手
(
もろて
)
を挙げて同感するが、世人は一向反省の色を見せない。世人の多くは真剣にものを考えないとしか考えられない。
味覚馬鹿
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
句としては名句かも知れないが、ちょっとしたシャレに過ぎない。
小生
(
しょうせい
)
などから見ると、芭蕉はふぐを知らずにふぐを語っているようだ。他の句は別として、この句はなんとしても不可解だ。
河豚は毒魚か
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
“小生”の意味
《代名詞》
小 生(しょうせい)
(やや古)自称(「私(わたくし、わたし)」など)の謙譲表現。
(出典:Wiktionary)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“小生”で始まる語句
小生意気
小生之
小生業
小生涯
小生等