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射水
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いみず
ふりがな文庫
“
射水
(
いみず
)” の例文
ちょうど広場とその頂との境に、
一条
(
ひとすじ
)
濃い
靄
(
もや
)
が
懸
(
かか
)
った、靄の下に、
九十九谷
(
つくもだに
)
に
介
(
はさ
)
まった里と、村と、
神通
(
じんつう
)
、
射水
(
いみず
)
の二
大川
(
だいせん
)
と、富山の
市
(
まち
)
が包まるる。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ところが北国の方でも
婦負
(
ねい
)
・
射水
(
いみず
)
の二郡の境では、雀をノキバノオバサンなどという処があるのである。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
富山県
射水
(
いみず
)
郡
下村
(
しもむら
)
の加茂神社の春季祭に牛乗式が行われるが、この牛は昔から飛騨より借りて来る。
穀神としての牛に関する民俗
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
大伴家持は、天平十九年春三月三十日、二上山の
賦
(
ふ
)
一首を作った、その反歌である。この二上山は越中
射水
(
いみず
)
郡(今は射水・氷見両郡)今の伏木町の西北に
聳
(
そび
)
ゆる山である。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
そして、
射水
(
いみず
)
中学の校長先生が乗っていられて立山の話をされました。先生は称名ノ滝までお子様と二人で散歩においでになったのです。私は先生と一緒に
称名川
(
しょうみょうがわ
)
を遡って行きました。
単独行
(新字新仮名)
/
加藤文太郎
(著)
▼ もっと見る
神通川
(
じんずうがわ
)
をこえ、
射水
(
いみず
)
の
曠野
(
こうや
)
を西へ西へ。やがてまた大河の
畔
(
ほとり
)
まで来ると、成政は
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
他ではまだ同じ名は耳にしないが、紀州の有田郡、
飛騨
(
ひだ
)
の高山や
船津
(
ふなつ
)
、東北では
伊達
(
だて
)
郡の
掛田
(
かけだ
)
などでこれをイドグサと呼んでいる。富山県の
射水
(
いみず
)
郡ではイケバタまたはイケノハタという。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“射水(射水市)”の解説
射水市(いみずし)は、富山県西部に位置する県第3位の都市。
中枢中核都市に指定されている。
(出典:Wikipedia)
射
常用漢字
小6
部首:⼨
10画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“射水”で始まる語句
射水郡
射水郡高岡