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射入
ふりがな文庫
“射入”の読み方と例文
読み方
割合
さしい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしい
(逆引き)
貴婦人はこの
秋霽
(
しゆうせい
)
の
朗
(
ほがらか
)
に
濶
(
ひろ
)
くして心往くばかりなるに、夢など見るらん
面色
(
おももち
)
して
佇
(
たたず
)
めり。窓を争ひて
射入
(
さしい
)
る日影は
斜
(
ななめ
)
にその姿を照して、
襟留
(
えりどめ
)
なる真珠は
焚
(
も
)
ゆる如く輝きぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
山懐
(
やまふところ
)
のところどころ、一帯に産出する
蜜柑
(
みかん
)
の林に
射入
(
さしい
)
る
旭
(
あさひ
)
に、
金色
(
こんじき
)
の露暖かなれど、岩の
衝
(
つ
)
と
突出
(
つきい
)
でた海の上に臨んでは、
路
(
みち
)
の下を
掻
(
か
)
い
潜
(
くぐ
)
って、崖の尾花を越す浪に、有明月の影の砕くる
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
射入(さしい)の例文をもっと
(2作品)
見る
射
常用漢字
小6
部首:⼨
10画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“射”で始まる語句
射
射殺
射手
射出
射貫
射込
射落
射干
射竦
射水
検索の候補
照射入
入射角
“射入”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡花