密月みつゞき)” の例文
たび密月みつゞきたび第一夜だいいちやから、附絡つきまとふて、となり部屋へや何時いつ宿やどる……それさへもおそろしいのに、つひ言葉ことばのはづみから、双六谷すごろくだに分入わけいつて、二世にせちぎりけやうとする、けば名高なだか神秘しんぴ山奥やまおく
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)