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孤屋
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こおく
ふりがな文庫
“
孤屋
(
こおく
)” の例文
同じように、たとえば「炭俵」秋の部の
其角
(
きかく
)
孤屋
(
こおく
)
のデュエットを見ると、なんとなく金属管楽器と木管楽器の対立という感じがある。
連句雑俎
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
良人に残されて
孤屋
(
こおく
)
を守る妻や——父を慕って夜泣きする
頑是
(
がんぜ
)
ない子達や——年老いて子に先立たれてゆく親達や——
旗岡巡査
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
途中で別れた白根行きの二人、帰途、この茶屋へ知らずに飛び込み、
有繋
(
さすが
)
の両人も
孤屋
(
こおく
)
の
怪婆
(
かいば
)
に
吃驚敗亡
(
きっきょうはいぼう
)
、
後
(
あと
)
をも見ず一目散に逃げ出したそうである。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
と腹の中で
定
(
き
)
めながら、なお四辺を見て行くと、百姓家の
小汚
(
こぎたな
)
い
孤屋
(
こおく
)
の背戸に
椎
(
しい
)
の
樹
(
き
)
まじりに
粟
(
くり
)
だか何だか三四本
生
(
は
)
えてる
樹蔭
(
こかげ
)
に、黄色い四
弁
(
べん
)
の花の咲いている、毛の生えた
茎
(
くき
)
から
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
行燈
(
あんどう
)
の引出さがすはした
銭
(
ぜに
)
孤屋
(
こおく
)
俳句とはどんなものか
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
孤
常用漢字
中学
部首:⼦
9画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“孤”で始まる語句
孤児
孤
孤独
孤島
孤家
孤兒
孤子
孤塁
孤立
孤寂