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姿態
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なりふり
ふりがな文庫
“
姿態
(
なりふり
)” の例文
沼南夫人のジャラクラした
姿態
(
なりふり
)
や極彩色の化粧を一度でも見た人は貞操が
足駄
(
あしだ
)
を
穿
(
は
)
いて
玉乗
(
たまのり
)
をするよりも
危
(
あぶ
)
なッかしいのを誰でも感ずるだろう。
三十年前の島田沼南
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
首を
擡
(
もた
)
げて聞き澄ましたが、にわかにムックリ起き上った。
周囲
(
まわり
)
を見ると女太夫共が、昼の
劇
(
はげ
)
しい労働に
疲労
(
つかれ
)
、
姿態
(
なりふり
)
構わぬ有様で、大
鼾
(
いびき
)
で睡っていた。
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
助け孝順なる事誠に
稀
(
まれ
)
なる深切にして自分は一向に
姿態
(
なりふり
)
にも
構
(
かま
)
はず
着
(
きれ
)
ば着たなり又門弟中より申うけたる金なども何程あるやら勘定もせず少しも
欲心
(
よくしん
)
のなき人なれば門弟
中
(
ちう
)
の中
重立
(
おもだち
)
たる者が
夫是
(
それこれ
)
の
取始末
(
とりしまつ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“姿態”の意味
《名詞》
姿 態(したい)
ある動作をしたときの姿。
(出典:Wiktionary)
姿
常用漢字
小6
部首:⼥
9画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“姿”で始まる語句
姿
姿勢
姿見
姿容
姿形
姿貌
姿見鏡
姿体
姿色
姿致