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妻
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メ
ふりがな文庫
“
妻
(
メ
)” の例文
同時に、斎女王を持つ東海の大国にあつた、神と神の
妻
(
メ
)
なる巫女と、其子なる人間との物語は、琉球の説話にも見る事が出来るのである。
琉球の宗教
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
巫女の資格の第一は「神の
妻
(
メ
)
」となり得るか如何と言ふ事である。村の処女は必神の嫁として神に仕へて後、人の妻となる事が許されたのである。
「とこよ」と「まれびと」と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ひるめと言ふのは、日の
妻
(
メ
)
即、日の神の
妻
(
メ
)
・后と言ふことである。ひるめのるは、のである。水の神の后を、みぬめ又は、みるめと言ふのと同じである。
古代人の思考の基礎
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
即「
人
(
ヒト
)
の
妻
(
メ
)
」と「神の嫁」とは、別殊の人となるのである。かうした風の生じる以前の社会には、常世神の「
一夜配偶
(
ヒトヨヅマ
)
」の風が行はれてゐたものと思ふ事が出来る。
「とこよ」と「まれびと」と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
祖
(
オヤ
)
(母)神に対して、
乳母神
(
オモカミ
)
をば(小母)と言つた処から、母方の叔母即、父から見た
妻
(
メ
)
の
弟
(
ト
)
と言ふ語が出来た。此が亦、神を育む姥(をば・うば)神の信仰の元にもなる。
水の女
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
祖
(
オヤ
)
(母)神に対して、
乳母神
(
オモカミ
)
をば(小母)と言ったところから、母方の叔母すなわち、父から見た
妻
(
メ
)
の
弟
(
ト
)
という語ができた。これがまた、神を育む姥(をば・うば)神の信仰の元にもなる。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
景行天皇記に、「恒に長目を経しめ、また
婚
(
メ
)
しもせずて、物思はしめ給ひき(古訓)」と書いてある。めは男と女が逢ふことで、其が名詞的の感覚を強める様になつてからは、
妻
(
メ
)
になつて来る。
熟語構成法から観察した語根論の断簡
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“妻”の解説
妻(つま)は、女性の配偶者を示す言葉である。
(出典:Wikipedia)
妻
常用漢字
小5
部首:⼥
8画
“妻”を含む語句
後妻
老妻
吾妻
妻覓
亡妻
妻子
妻君
梵妻
新妻
妻妾
妻籠
吾妻鏡
妻女
妻恋
吾妻山
下妻
夫妻
愛妻
吾妻川
嫡妻
...