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夫
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ツマ
ふりがな文庫
“
夫
(
ツマ
)” の例文
「一夜夫」と解するのは考・古義の説で、「妻はかり字、
夫
(
ツマ
)
也。初て一夜逢し也」(考)とあるが、これは遠く
和歌童蒙抄
(
わかどうもうしょう
)
の説まで
溯
(
さかのぼ
)
り得る。あとは多く「一夜妻」説である。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
二人でその同性が、一人の異性を獲ようとして争ふと言つたことの外に、
夫
(
ツマ
)
と
婦
(
ツマ
)
とが争闘することも、「つまあらそひ」と言ふ語に這入る。だがさう言ふ
繁雑
(
ヤヽコ
)
しい用語は避けた方がよい。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
でないと、この考へが、
復
(
マタ
)
散らかつて行つてしまふ。おれの昔が、あり/\と
訣
(
ワカ
)
つて来た。だが待てよ。……其にしても一体、こゝに居るおれは、だれなのだ。だれの子なのだ。だれの
夫
(
ツマ
)
なのだ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
だれの
夫
(
ツマ
)
なのだ。其をおれは、忘れてしまつてゐるのだ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
だれの
夫
(
ツマ
)
なのだ。其をおれは、忘れてしまつてゐるのだ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“夫”の意味
《名詞》
(おっと、古・つま)男性の配偶者。
(出典:Wiktionary)
“夫”の解説
夫 (おっと)は、結婚している男性を指す。配偶者(妻)や家族との関係や、社会的、法的な位置づけは時代や文化によって多様である。
(出典:Wikipedia)
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“夫”を含む語句
大丈夫
丈夫
夫婦
情夫
夫人
老夫
車夫
漁夫
大夫
太夫
猟夫
樵夫
水夫
密夫
豈夫
鰥夫
夫婦喧嘩
武夫
女丈夫
入夫
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