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塞
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つ
ふりがな文庫
“
塞
(
つ
)” の例文
「そうです、そうです。けれども
彼
(
あ
)
れが僕の
做
(
な
)
し得るかぎりの秘密なんです。」と言って
暫
(
しば
)
らく言葉を
途切
(
とぎら
)
し、気を
塞
(
つ
)
めて居たが
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「むゝ。」と默ツて了ツて、「何しろ氣の
塞
(
つ
)
まる室だ。これじや畫室の裡に押込められてゐた方が氣が
利
(
き
)
いてゐるかも知れん。」
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
夫人は息が
塞
(
つ
)
まつたやうな顔をして、その儘舞台を駆け下りてしまつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ところへ
物
(
もの
)
を
蒸
(
む
)
し、そして
發酵
(
はつこう
)
させるやうな日光が
照付
(
てりつ
)
けるのであるから、地はむれて、むツと息の
塞
(
つ
)
まるやうな
温氣
(
うんき
)
と
惡臭
(
あくしう
)
とを
放散
(
ほうさん
)
する。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
塞
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
“塞”を含む語句
閉塞
塞外
逼塞
立塞
塞翁
優婆塞
城塞
馬耳塞
山塞
息塞
馬塞
娑婆塞
韻塞
口塞
荊与棘塞路
方塞
柬埔塞
栓塞
堰塞
馬塞耳
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