“塗薬”のいろいろな読み方と例文
旧字:塗藥
読み方割合
ぬりぐすり75.0%
とやく25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
患者かんじゃおおいのに時間じかんすくない、で、いつも簡単かんたん質問しつもんと、塗薬ぬりぐすりか、※麻子油位ひましあぶらぐらいくすりわたしてるのにとどまっている。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
時雨堂の縁先では、銀五郎が、多市に薬風呂をつかわせて、傷の塗薬ぬりぐすりや浴衣の世話をみてやっているところだった。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
塗薬とやくと、分泌物ぶんぴぶつと、血と、焼け灰のぬらつく死にがおのかげで
原爆詩集 (新字新仮名) / 峠三吉(著)