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塔中
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たっちゅう
ふりがな文庫
“
塔中
(
たっちゅう
)” の例文
在英中土宜法竜僧正から『曼荼羅私鈔』を受け読み
噛
(
かじ
)
ると、
塔中
(
たっちゅう
)
三十七尊を記せる内、
阿閦
(
あしゅく
)
、宝生、無量寿、
不空成就
(
ふくうじょうじゅ
)
の四仏が
嬉
(
け
)
鬘
(
まん
)
歌
(
か
)
舞
(
ぶ
)
の四菩薩を流出して大日如来を供養し(
内四供養
(
うちのしくよう
)
)
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
あるいはまた
麻布広尾橋
(
あざぶひろおばし
)
の
袂
(
たもと
)
より一本道の
端
(
はず
)
れに
祥雲寺
(
しょううんじ
)
の門を見る如き、あるいは
芝大門
(
しばだいもん
)
の
辺
(
へん
)
より道の両側に
塔中
(
たっちゅう
)
の寺々
甍
(
いらか
)
を連ぬるその端れに当って遥に
朱塗
(
しゅぬり
)
の楼門を望むが如き光景である。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
一箇所大きい寺のあるあたりには
塔中
(
たっちゅう
)
また
寺中
(
じちゅう
)
と呼ばれて小さい寺が幾軒も続いている。そして町の名さえ
寺町
(
てらまち
)
といわれた処は
下谷
(
したや
)
浅草
(
あさくさ
)
牛込
(
うしごめ
)
四谷
(
よつや
)
芝
(
しば
)
を始め各区に渡ってこれを見出すことが出来る。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
塔
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“塔”で始まる語句
塔
塔頭
塔婆
塔上
塔米児
塔沢
塔内
塔不剌
塔頭々々
塔爾巴哈