“塔沢”の読み方と例文
読み方割合
とうのさわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死んだ父と母との間に悶着があり、出るの引くのと騒ぎがあったが、その和解の出来た翌日、一家を挙げて箱根の塔沢とうのさわに遊びに行った。
箱根の山 (新字新仮名) / 田中英光(著)
今日は箱根塔沢とうのさわに隠居して居るあの老爺おじいさんのことで、中嶋三郎助は旧浦賀の与力よりき、箱館の戦争に父子共に討死した立派な武士で、その碑は今浦賀の公園にたってある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)