かさ)” の例文
あいちやんはぼうれや枯葉かれはかさなつたうへりてて、みづながれは此處こゝきました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
吸殼は火鉢の隅に目立つやうにかさになツて、口が苦くなる、頭もソロ/\たるくなツて來て、輕く振ツて見ると、后頭が鉛でも詰めてあるやうに重い。此うなると墨を磨るのさへものうい、で、むやみ生叺なまあくびだ。
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)