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喜
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うれ
ふりがな文庫
“
喜
(
うれ
)” の例文
骨董屋は損をしたが苦にもせず結局
喜
(
うれ
)
しがつて、私は土州の吉村に百両の鎧をやつたなどと、近処隣に吹聴して居ましたそうな。
千里の駒後日譚拾遺
(新字旧仮名)
/
川田瑞穂
、
楢崎竜
、
川田雪山
(著)
喜
(
うれ
)
しくもまうでつるよ、と聞ゆるに、新院の
霊
(
れい
)
なることをしりて、地にぬかづき涙を流していふ。さりとていかに迷はせ給ふや。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
そこは門も家も大きく、
蔀
(
しとみ
)
おろし
簾
(
すだれ
)
垂れこめた
住居
(
すまい
)
であった。真女児が出て来て、酒や菓子を出してもてなしてくれたので、
喜
(
うれ
)
しき酔ごこちに歓会を共にした。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
いと
喜
(
うれ
)
しげにてあるを、此の袈裟とり出でてはやく打ち
帔
(
かづ
)
け、
三八三
力をきはめて押しふせぬれば、あな苦し、
你
(
なんぢ
)
何とてかく
三八四
情なきぞ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
新三郎はお露が無事でいたので
喜
(
うれ
)
しかった。
円朝の牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
▼ もっと見る
豊雄、はじめより都人の
貴
(
あて
)
なる御方とは見奉るこそ
一一一
賢
(
かしこ
)
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一一二
鯨よる浜に
生立
(
おひた
)
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喜
(
うれ
)
しきこと
一一三
いつかは聞ゆべき。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
喜
常用漢字
小5
部首:⼝
12画
“喜”を含む語句
歓喜
喜悦
歡喜
縁喜
喜劇
喜歌劇
慶喜
喜捨
狂喜
随喜渇仰
驚喜
悦喜
大喜
随喜
喜多八
欣喜
喜界島
喜見城
大倉喜八郎
一橋慶喜
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