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和尚
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おしやう
ふりがな文庫
“
和尚
(
おしやう
)” の例文
妙だ、變な匂ひがするつて、ヘツ、する筈だあな、線香で鰯の匂ひを消さうと思やがつて、
和尚
(
おしやう
)
が
燻
(
いぶ
)
したてるんだ、たまらねえ。
佃のわたし
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
墓塲
(
はかば
)
の
掃除
(
さうぢ
)
に
男衆
(
をとこしゆ
)
の
手
(
て
)
を
助
(
たす
)
くるまで
働
(
はたら
)
けば、
和尚
(
おしやう
)
さま
經濟
(
けいざい
)
より
割出
(
わりだ
)
しての
御不憫
(
ごふびん
)
かゝり、
年
(
とし
)
は二十から
違
(
ちが
)
うて
見
(
み
)
ともなき
事
(
こと
)
は
女
(
をんな
)
も
心得
(
こゝろゑ
)
ながら
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
いや、
膝
(
ひざ
)
だの、
女
(
をんな
)
の
背中
(
せなか
)
だのといつて、いけ
年
(
とし
)
を
仕
(
つかまつ
)
つた
和尚
(
おしやう
)
が
業体
(
げふてい
)
で
恐入
(
おそれい
)
るが、
話
(
はなし
)
が、
話
(
はなし
)
ぢやから
其処
(
そこ
)
は
宜
(
よろ
)
しく。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
どうです
和尚
(
おしやう
)
さん
御一緒
(
ごいつしよ
)
になつては、と言ふとな、結構ですと言やがるんだ、厭になつちまふぢやねえか、其處ですつかり仲間になつてやつてしまふとな、佛を持つて來たのだらう
佃のわたし
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“和尚”の解説
和尚(呉音:わじょう、漢音:かしょう、唐音:おしょう、sa: upādhyāya)とは、仏教の僧侶に対する敬称である。upādhyāya の俗語形を音写したもの。和上、和闍、和社とも書き、親教師、依学と訳される。
本来の意味は、出家して受戒した僧が、日常親しく教えを受けるグル(Guru, 指導者)を指す。『十誦律』では、受戒の師を指す。
(出典:Wikipedia)
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
尚
常用漢字
中学
部首:⼩
8画
“和尚”で始まる語句
和尚様
和尚樣
和尚奴
和尚鉄
和尚天窓
和尚贔屓