“呼入(よびい)” の例文
例(れい)になき子細(しさい)らしきお客(きやく)を呼入(よびい)れて二階(かい)の六疊(ぢよう)に三味線(さみせん)なしのしめやかなる物語(ものがたり)、年(とし)を問(と)はれて名(な)を問(と)はれて其次(そのつぎ)は親(おや)もとの調(しら)べ、士族(しぞく)かといへば夫(そ)れは言(い)はれませぬといふ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
忠弘の乗出しようは尋常で無かったのですが、当時の大名屋敷が、どんな事情があるにしても、いや、いかなる強力な暴君といえども、非人を屋敷に呼入(よびい)れることなどは思いも寄らなかったのです。