トップ
>
吹風
ふりがな文庫
“吹風”の読み方と例文
読み方
割合
ふくかぜ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふくかぜ
(逆引き)
大小に羽織袴の侍も小紋の夏羽織の町人も本家
枇杷葉湯
(
びわようとう
)
の荷箱また
団扇
(
うちわ
)
の荷を
担
(
かつ
)
ぐ物売の商人も、皆
大
(
だい
)
なる菅笠に顔をかくし
吹風
(
ふくかぜ
)
に
烈
(
はげ
)
しくもその裾を打払はれ
聊
(
いささ
)
か行悩める如き有様を見せたり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
待つ身につらき
夜半
(
よは
)
の
置炬燵
(
おきごたつ
)
、それは恋ぞかし、
吹風
(
ふくかぜ
)
すずしき夏の夕ぐれ、ひるの暑さを風呂に流して、身じまいの姿見、母親が手づからそそけ髪つくろひて、我が子ながら美くしきを立ちて見
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
吹風
(
ふくかぜ
)
の目にこそ見えぬ神々は
此
(
この
)
天地
(
あめつち
)
にかむづまります
曙覧の歌
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
吹風(ふくかぜ)の例文をもっと
(6作品)
見る
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“吹”で始まる語句
吹
吹聴
吹雪
吹上
吹出
吹聽
吹込
吹矢
吹掛
吹消
検索の候補
松吹風
風吹
風吹烏
松風吹
風呂吹
疾風吹雪
江月照松風吹
旋風吹馬馬蹈雲
江国春風吹不起
西風吹送野望清
“吹風”のふりがなが多い著者
樋口一葉
上田敏
正岡子規
永井荷風