“風吹烏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かざふきがらす66.7%
かぜふきからす33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アヽ、あの風吹烏かざふきがらすから聞いておいでなさつたかい。宜うござる、いつまででもおいでなさい。何室どこでも明いてゐる部屋に勝手に陣取らつしやい、其代り雨は少し漏るかも知れんよ。
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
アア、あの風吹烏かざふきがらすから聞いておいでなさったかい。うござる、いつまででもおいでなさい。何室どこでも明いている部屋に勝手に陣取らっしゃい、その代り雨は少しるかも知れんよ。
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
おゝ主よ! 我化一管笛月下逢青蛾われいつくわんのふえとなつてげつかせいがにあはん。あれ、風吹烏かぜふきからすがあそこに一羽。
希臘十字 (新字旧仮名) / 高祖保(著)