同書どうしよ)” の例文
同書どうしよ崔禹錫さいうせき食経しよくきやうを引て「さけ其子そのこいちごあかひかり春うまれて年の内にゆゑにまた年魚ねんぎよと名く」と見えたり。
されど毒草どくさうなるよし見えたり。又山韭やまにらといふも同書どうしよに見ゆ、これもあさのかはりにもすべきもの也。にらをいらといふにや。草の形状かたちきかざりしゆゑさだめがたし。
延喜式えんぎしきにのせたる内子鮏は今いふ子籠ここもり鮏の事なるべし。又同書どうしよ脊腸せのはらわたをみなわたとよめり。丹後信濃越中越後よりみつぎとする㕝も見えたれば、古代ふるきよさけ供御くごにも奉りたるなるべし。