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可痛
ふりがな文庫
“可痛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いたは
50.0%
いたま
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いたは
(逆引き)
紋羽二重
(
もんはぶたへ
)
の
小豆鹿子
(
あづきかのこ
)
の
手絡
(
てがら
)
したる
円髷
(
まるわげ
)
に、
鼈甲脚
(
べつこうあし
)
の
金七宝
(
きんしつぽう
)
の玉の
後簪
(
うしろざし
)
を
斜
(
ななめ
)
に、
高蒔絵
(
たかまきゑ
)
の
政子櫛
(
まさこぐし
)
を
翳
(
かざ
)
して、
粧
(
よそほひ
)
は
実
(
げ
)
に
塵
(
ちり
)
をも
怯
(
おそ
)
れぬべき人の
謂
(
い
)
ひ知らず
思惑
(
おもひまど
)
へるを、
可痛
(
いたは
)
しの
嵐
(
あらし
)
に
堪
(
た
)
へぬ花の
顔
(
かんばせ
)
や
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
可痛(いたは)の例文をもっと
(1作品)
見る
いたま
(逆引き)
『
浮世
(
ふせい
)
夢のごとし』——それに勝手な節を付けて、低声に長く吟じた時は、聞いて居る丑松も沈んで了つて、妙に悲しいやうな、
可痛
(
いたま
)
しいやうな
心地
(
こゝろもち
)
になつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
可痛(いたま)の例文をもっと
(1作品)
見る
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
痛
常用漢字
小6
部首:⽧
12画
“可”で始まる語句
可
可笑
可愛
可憐
可哀
可恐
可厭
可怪
可成
可惜
“可痛”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
島崎藤村