収入しゅうにゅう)” の例文
旧字:收入
道みちの町や村でも、日和ひよりのつごうさえよければ、ちょっとした興行こうぎょうをやって、いくらかでも収入しゅうにゅうをかき集めて、出発するようにした。
そのほんをおれいをとってかしたり、それをうつしたいといえば、うつすためのおれいをとるというわけで、そのおれい山本家やまもとけ収入しゅうにゅうになります。
わずか収入しゅうにゅうはは給養きゅうようにもきょうせねばならず、かれついにこの生活せいかつにはれず、断然だんぜん大学だいがくって、古郷こきょうかえった。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
家畜衛生会かちくえいせいかいのほうもそうとうに収入しゅうにゅうがある。ただ近隣きんりんから
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
「わたしにもその慈善事業じぜんじぎょうのお手伝てつだいをさせてください。ロンドンで開くはずのわたしの演奏会えんそうかい第一夜の収入しゅうにゅうは、どうぞカピのさらの中へ入れさせてください」
いくらかでも、収入しゅうにゅうのある機会きかいを見つけしだい、そこで止まって芝居しばいをうたなければならなかった。犬たちやジョリクールに役々の復習ふくしゅうをもさせなければならなかった。