げん)” の例文
と、得意の歌をうたい、さらにまた、求められて、諸葛孔明しょかつこうめいの“五じょうげん”を指笛で吹いて聞かせた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
專ら運用うんようを指せば、則ち形前も亦之を氣と謂ふ、ならびに不可無し。浩然かうぜんの氣の如きは、專ら運用を指すも、其の實太極たいきよく呼吸こきふにして、只是れ一せいなり。之を氣げんと謂ふ、即ち是れ理なり。