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げんしょ
ふりがな文庫
“
原書
(
げんしょ
)” の例文
二か
月
(
げつ
)
ぶりにあった
先生
(
せんせい
)
に、
諭吉
(
ゆきち
)
は、
中津
(
なかつ
)
であったいろいろなことをほうこくし、かりた
原書
(
げんしょ
)
をうつしてしまったこともはなしました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
実験戸棚の
扉
(
ドア
)
が、風にあおられたように、パターンと開く、すると
棚
(
たな
)
に並べてあった沢山の
原書
(
げんしょ
)
が生き物のようにポーンポンと飛び出してきては、床の上に落ちる。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
己は或る
晩
(
ばん
)
、銀座の夜店の古本屋を
漁
(
あさ
)
って、シェエクスピアのオセロとハムレットの
原書
(
げんしょ
)
と文学藝術に関係のある日本文の古雑誌———
早稲田文学
(
わせだぶんがく
)
だの
文章世界
(
ぶんしょうせかい
)
だのと云うものを五六冊買って来た。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
原書
(
げんしょ
)
といっても、
塾
(
じゅく
)
にあるのは、
物理学
(
ぶつりがく
)
と
医学
(
いがく
)
の
本
(
ほん
)
だけで、一つのしゅるいのものは一さつずつしかなく、ぜんぶで十さつばかりでした。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
それは古い化学工業の
原書
(
げんしょ
)
にあるようなレトルトだの、
耐酸性
(
たいさんせい
)
の
甕
(
かめ
)
だの、奇妙に曲げられた古い
硝子管
(
ガラスかん
)
だのが、
大小高低
(
だいしょうこうてい
)
を
異
(
こと
)
にした
架台
(
かだい
)
にとりつけられていたのだった。
疑問の金塊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
横文字
(
よこもじ
)
をうつすこともたいへんですが、もしも、このことが
壱岐
(
いき
)
にわかったら、ただ
原書
(
げんしょ
)
をとりかえされるだけではすまないかもしれません。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
“原”で始まる語句
原
原因
原野
原士
原田
原来
原則
原稿
原庭
原料