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南海
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なんかい
ふりがな文庫
“
南海
(
なんかい
)” の例文
支那
(
しな
)
の
宝玉
(
ほうぎょく
)
や、
印度
(
インド
)
の
更紗
(
さらさ
)
や、
交趾
(
コーチ
)
の
焼
(
や
)
き
物
(
もの
)
や、その
他
(
た
)
、
南海
(
なんかい
)
の
底
(
そこ
)
から
取
(
と
)
れたさんごなどで
飾
(
かざ
)
られていました。
北海の白鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
彼女の持ち役である
南海
(
なんかい
)
の
女神
(
めがみ
)
はその途中で演技が済み、あとは終幕が開くので彼女を
除
(
のぞ
)
く一座は
総出
(
そうで
)
の形となって、ひとりジュリアは楽屋に帰ることができるのであった。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ときしも、
羽柴筑前守秀吉
(
はしばちくぜんのかみひでよし
)
は、
北国
(
ほっこく
)
の
柴田権六
(
しばたごんろく
)
をうつ小手しらべに、
南海
(
なんかい
)
の
雄
(
ゆう
)
、
滝川一益
(
たきがわかずます
)
の
桑名
(
くわな
)
の
城
(
しろ
)
を、エイヤ、エイヤ、血けむり
石火矢
(
いしびや
)
で、
攻
(
せ
)
めぬいているまッさいちゅうなのである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
安政元年十一月四日五日六日にわたる地震には
東海
(
とうかい
)
、
東山
(
とうさん
)
、
北陸
(
ほくりく
)
、
山陽
(
さんよう
)
、
山陰
(
さんいん
)
、
南海
(
なんかい
)
、
西海
(
さいかい
)
諸道
(
しょどう
)
ことごとく震動し、災害地帯はあるいは続きあるいは断えてはまた続いてこれらの諸道に分布し
時事雑感
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
“南海”の意味
《名詞》
南海(なんかい)
南の方の海。
(出典:Wiktionary)
南
常用漢字
小2
部首:⼗
9画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
“南海”で始まる語句
南海岸
南海殿
南海道
南海部
南海道大地震