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南朝
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なんちょう
ふりがな文庫
“
南朝
(
なんちょう
)” の例文
一休
(
いっきゅう
)
さんは、
応永元年
(
おうえいがんねん
)
一
月
(
がつ
)
一日
(
ついたち
)
、
将軍義満
(
しょうぐんよしみつ
)
が、その
子
(
こ
)
義持
(
よしもち
)
に
職
(
しょく
)
をゆずった
年
(
とし
)
、
南朝
(
なんちょう
)
の
後小松天皇
(
ごこまつてんのう
)
を
父
(
ちち
)
とし、
伊予局
(
いよのつぼね
)
を
母
(
はは
)
として
生
(
うま
)
れました。
先生と父兄の皆さまへ
(新字新仮名)
/
五十公野清一
(著)
「ぼくは
今日
(
きょう
)
先生にぼくのご先祖のことを聞きました。
北畠顕家
(
きたばたけあきいえ
)
、
親房
(
ちかふさ
)
……
南朝
(
なんちょう
)
の忠臣です。その血を受けたぼくはえらくなれない法がありません」
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
いわゆるこれが、
南朝
(
なんちょう
)
である。——それにたいして、京都の朝廷を、
北朝
(
ほくちょう
)
と、世人はいった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雅家
(
まさいえ
)
、
北畠
(
きたばたけ
)
と号す——
北畠親房
(
きたばたけちかふさ
)
その子
顕家
(
あきいえ
)
、
顕信
(
あきのぶ
)
、
顕能
(
あきよし
)
の三子と共に
南朝
(
なんちょう
)
無二の
忠臣
(
ちゅうしん
)
、
楠公
(
なんこう
)
父子と
比肩
(
ひけん
)
すべきもの、
神皇正統記
(
じんのうしょうとうき
)
を
著
(
あら
)
わして
皇国
(
こうこく
)
の正統をあきらかにす
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「きみの父祖は
南朝
(
なんちょう
)
の忠臣だ、きみの血の中に祖先の血が活きてるはずだ、きみの精神のうちに祖先の
魂
(
たましい
)
が残ってるはずだ、君は選ばれたる国民だ、大切な
身体
(
からだ
)
だ、日本になくてはならない身体だ、そうは思わんか」
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
南
常用漢字
小2
部首:⼗
9画
朝
常用漢字
小2
部首:⽉
12画
“南朝”で始まる語句
南朝鮮
南朝方