“北畠顕家”の読み方と例文
読み方割合
きたばたけあきいえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ぼくは今日きょう先生にぼくのご先祖のことを聞きました。北畠顕家きたばたけあきいえ親房ちかふさ……南朝なんちょうの忠臣です。その血を受けたぼくはえらくなれない法がありません」
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
為世の世を去る年には、その新田にった義貞も藤島に討死し、北畠顕家きたばたけあきいえ石津いしづに戦死して、足利あしかが尊氏が将軍となった。翌延元四年には後醍醐天皇が吉野で崩御になった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)