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劇烈
ふりがな文庫
“劇烈”の読み方と例文
読み方
割合
げきれつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げきれつ
(逆引き)
劇烈
(
げきれつ
)
な
病苦
(
びやうく
)
の
爲
(
た
)
めに
其
(
その
)
力
(
ちから
)
ない
死體
(
したい
)
はげつそりと
酷
(
ひど
)
い
窶
(
やつ
)
れやうをして
居
(
ゐ
)
た。
卯平
(
うへい
)
は
只
(
たゞ
)
ぽつさりとしてそれを
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
た。
死體
(
したい
)
は
復
(
また
)
其
(
そ
)
の
穢
(
きたな
)
い
夜具
(
やぐ
)
へ
横
(
よこた
)
へられた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
人間は自分の一生のことを全部
憶
(
おも
)
い出すとか、肉体は死んでも
脳髄
(
のうずい
)
は数秒間生きていて
劇烈
(
げきれつ
)
な苦痛を味わっているとか、死んだこともない人間によって作られた伝説は、果して本当であろうか。
桜島
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
劇烈
(
げきれつ
)
な三面記事を、写真版にして引き伸ばしたような小説を、のべつに五六冊読んだら、全く
厭
(
いや
)
になった。飯を食っていても、生活難が飯といっしょに
胃
(
い
)
の
腑
(
ふ
)
まで押し寄せて来そうでならない。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
劇烈(げきれつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
劇
常用漢字
小6
部首:⼑
15画
烈
常用漢字
中学
部首:⽕
10画
“劇”で始まる語句
劇
劇場
劇的
劇薬
劇甚
劇神仙
劇作家
劇場労働青年
劇道
劇務
“劇烈”のふりがなが多い著者
梅崎春生
長塚節
夏目漱石