“前衛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぜんえい66.7%
ぜんゑい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こういえば、三木城へ迫るまでの戦いは、簡単に運んだようであるが、前衛ぜんえいの一塁一塁をおとすにも、おびただしい犠牲と、猛烈な攻撃をもって、ようやく抜くことができたのである。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なわ垂繩たらしをつけた十尺ばかりの角材を海におろし、両端りょうたんをマレー人に支えさせておいてモニカを水に入れた。垂繩たらしにつかまらせると、四人のマレー人が前衛ぜんえい後衛こうえいになって、岸をめがけて泳ぎだした。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
きまくだん×(16)あらしなか生命せいめいしてたゝかふおまへたちおれたちの前衛ぜんゑい、あゝ×××××(17)
まへもつまもらねばならぬ前衛ぜんゑいむねに、お前の銃剣じうけんとき