とき)” の例文
其の時院のけしきかはらせ給ひ、汝聞け、帝位は人のきはみなり。人道にんだうかみより乱すときは、天のめいに応じ、たみのぞみしたがうて是をつ。
汝ここを去らずして一三二しづかに此の句のこころをもとむべし。意解けぬるときは、おのづから一三三本来の仏心に会ふなるはと、一三四念頃ねんごろに教へて山を下り給ふ。
七八ゆるせば妖魔えうまとなり、七九収むるとき八〇仏果ぶつくわを得るとは、此の法師が八一ためしなりける。