“則房”の読み方と例文
読み方割合
のりふさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八陣筒井順慶、伊藤掃部助かもんのすけ、九陣蜂須賀小六家政、赤松次郎則房のりふさ。十陣神子田みこだ半左衛門尉正治まさはる、赤松弥三郎。十一陣長岡越中守忠興、高山右近。十二陣羽柴次丸秀勝、仙石権兵衛尉。
賤ヶ岳合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
官兵衛が顔を解いて、うなずき笑いをして見た時である。——夜となっても、まだ登城を伝えて来た。播磨飾西しきさい置塩おきしおの城主赤松次郎則房のりふさが、同苗どうみょう弥三郎広英ひろひでを伴って——という取次であった。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)