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刺
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い
ふりがな文庫
“
刺
(
い
)” の例文
文身
(
いれずみ
)
ひとつからだにきずをつけずに、今まで暮して来たのだ——長さんの名前だって、二の腕に
刺
(
い
)
れやあしなかった——だけど、ねえ、太夫、おめえの名なら
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
左右に命じて、やにわに、
何濤
(
かとう
)
の両腕を
捉
(
とら
)
えさせ、その
額
(
ひたい
)
に“○州へ流罪”と、一字空けの
流人彫
(
るにんぼり
)
を
刺
(
い
)
れさせたのだ。まるで、値段未定の半罪人の札を貼りつけたようなものである。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はしけやしうるはしき花の色と香に
刺
(
い
)
のある木とは思はれぬかな
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
刺
(
い
)
はあれどうるはしく咲く花うばら我は色なく老いてしぼむを
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
“刺(
棘
)”の解説
棘(とげ、刺、朿)は、生物または人工物の表面における、固く頂点の鋭い円錐形の突起のこと。生物体または人工物を保護する役割で存在することが多い。また、比喩的に心に傷を与えるような言動に対して「棘のある」という言い方もする。前者の棘も後者の棘も、必要以上に多いと思われるときは「とげとげ」という擬態語で修飾される。
(出典:Wikipedia)
刺
常用漢字
中学
部首:⼑
8画
“刺”を含む語句
刺繍
刺青
突刺
諷刺
刺客
刺貫
刺戟
刺子
名刺
肉刺
串刺
刺激
刺止
刺股
絽刺
刺殺
刺々
芋刺
目刺
江刺
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