“流人彫”の読み方と例文
読み方割合
るにんぼり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左右に命じて、やにわに、何濤かとうの両腕をとらえさせ、そのひたいに“○州へ流罪”と、一字空けの流人彫るにんぼりれさせたのだ。まるで、値段未定の半罪人の札を貼りつけたようなものである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)