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利子
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りし
ふりがな文庫
“
利子
(
りし
)” の例文
だいちうちにいれば家は
只貸
(
ただが
)
しだし、ほんとに困るときは給料の前貸しもしてやるし、そしてその金を貸しても普通の相場の七割の
利子
(
りし
)
しかとらないし、狭くはあっても野菜畑を
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
仕事
(
しごと
)
はみな
奉公人
(
ほうこうにん
)
がしてくれるし、
金
(
かね
)
は
銀行
(
ぎんこう
)
に
預
(
あず
)
けておけば、
利子
(
りし
)
に
利
(
り
)
がついて、ますます
財産
(
ざいさん
)
が
殖
(
ふ
)
えるというものだ。もうこんなくわなどを
使
(
つか
)
うことはあるまい。まったく
不要
(
ふよう
)
なものだ。
くわの怒った話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかし、その貯蓄が、二つ三つ女中に見付けられたので、イライザは、大事な彼女の寶が
何時
(
いつ
)
か無くなりやしないかと心配して、高い
利子
(
りし
)
で——五割か六割の——母親にそれを預けることにした。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
労銀、
利子
(
りし
)
、企業所得……
たね子の憂鬱
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
金持
(
かねもち
)
ア
遊
(
あそ
)
んでて
利子
(
りし
)
をとる
赤い旗
(旧字旧仮名)
/
槙本楠郎
(著)
▼ もっと見る
「だけど、お気の毒さまですが、先月で期限がきれましたものですからこちらで処分してしまいました。何しろ、何度かけ合ってもただの一度も
利子
(
りし
)
さえ入れて下さらないものですから……」
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
“利子”の意味
《名詞》
利子(りし)
金銭貸借において、元金の返済に加えて、借り手から貸し手に支払われる金銭。
(出典:Wiktionary)
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“利”で始まる語句
利
利益
利目
利腕
利口
利鎌
利根
利巧
利用
利根川