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別条
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べつじょう
ふりがな文庫
“
別条
(
べつじょう
)” の例文
旧字:
別條
「うふふ、つまらぬえ心配はしなさんな。命に
別条
(
べつじょう
)
はありゃアしねえ。ただおめえに、そのまま
真
(
ま
)
ッ
裸
(
ぱだか
)
になってもらいてえだけさ」
歌麿懺悔:江戸名人伝
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
三吉を射ったには射ったが、三吉が大きい魔法鏡にうつっているその三吉を射ったので、三吉の生命には
別条
(
べつじょう
)
がなかった。
地中魔
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その上、ご
老職
(
ろうしょく
)
伊東十兵衛
(
いとうじゅうべえ
)
どのが、
源氏閣
(
げんじかく
)
の上から
袈裟斬
(
けさぎ
)
りになって
真下
(
ました
)
へ落ち、
鉱山目付
(
かなやまめつけ
)
の
伊部熊蔵
(
いのべくまぞう
)
どのも
悶絶
(
もんぜつ
)
していたようなありさま、けれどもこれは
命
(
いのち
)
に
別条
(
べつじょう
)
なく助かりましたが
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ところが、あまり
狙
(
ねら
)
いが正確なので、かえって命には
別条
(
べつじょう
)
がなかったのである。
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「ははは、まさか、今日のところは、一命には
別条
(
べつじょう
)
はあるまい」
未来の地下戦車長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“別条”の意味
《名詞》
普段と異なった事柄。
(出典:Wiktionary)
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
条
常用漢字
小5
部首:⽊
7画
“別”で始まる語句
別
別嬪
別離
別荘
別墅
別棟
別段
別懇
別々
別人