“べつじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
別条71.4%
別状28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その上、ご老職ろうしょく伊東十兵衛いとうじゅうべえどのが、源氏閣げんじかくの上から袈裟斬けさぎりになって真下ましたへ落ち、鉱山目付かなやまめつけ伊部熊蔵いのべくまぞうどのも悶絶もんぜつしていたようなありさま、けれどもこれはいのち別条べつじょうなく助かりましたが
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところが、あまりねらいが正確なので、かえって命には別条べつじょうがなかったのである。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
さいわいにも、生命いのちには、別状べつじょうもなかったが、ちた拍子ひょうしに、ばら引掛ひっかかって、つぶしてしまいました。
亭主ていしゅはけがをしてね。だが気を落としなさんなよ。けがはけがだが命には別状べつじょうがない。だが、かたわぐらいにはなるかもしれない。いまのところ病院にはいっている。