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別天地
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べってんち
ふりがな文庫
“
別天地
(
べってんち
)” の例文
「なるほど。……ここだけは
別天地
(
べってんち
)
だなんて考えるわけには、いよいよいかなくなって来ましたかね。はっはっはっ。」
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
歩
(
ある
)
いた
道程
(
みちのり
)
は一
里
(
り
)
あまりでございましょうか、やがて一つの
奥深
(
おくふか
)
い
入江
(
いりえ
)
を
𢌞
(
まわ
)
り、二つ三つ
松原
(
まつばら
)
をくぐりますと、そこは
欝葱
(
うっそう
)
たる
森蔭
(
もりかげ
)
の
小
(
こ
)
じんまりとせる
別天地
(
べってんち
)
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そこには私たちのこのみなれた世界とは全然別の、どこかはるかなくにの、おとぎばなしか
夢
(
ゆめ
)
のような
情趣
(
じょうしゅ
)
を持った小さな
別天地
(
べってんち
)
があった。小さな小さな
別天地
(
べってんち
)
。
花をうめる
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
「地球の上に、こんな
別天地
(
べってんち
)
があろうとは、夢にも思わなかった」
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“別天地”の意味
《名詞》
別天地(べってんち)
俗世間とは別の理想的な場所。
(出典:Wiktionary)
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“別”で始まる語句
別
別嬪
別離
別荘
別墅
別棟
別段
別懇
別々
別人