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切崖
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きりぎし
ふりがな文庫
“
切崖
(
きりぎし
)” の例文
「——知らぬか、ついこの先の
切崖
(
きりぎし
)
で、石川兵助が拝郷五左衛門を討ち取り、石川の一番槍なりと、片桐助作が代って名乗りあげておったのを」
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これは
陸
(
おか
)
で探るより、船で見る方が
手取
(
てっと
)
り早うございますよ。樹の根、
巌
(
いわ
)
の角、この巌山の
切崖
(
きりぎし
)
に、しかるべき
室
(
むろ
)
に見立てられる巌穴がありました。
半島一奇抄
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
岬や海や、
赭土
(
しゃど
)
の
切崖
(
きりぎし
)
や旅館の窓や、そして船までもがみんな睡つたやうに静まり返つてゐるあの温泉町。私の病身も半年ものあひだ養つてくれたあの温泉町。
恢復期
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
うら寒く
錫
(
すゞ
)
のやうなる雨降りぬイザルの川の秋の
切崖
(
きりぎし
)
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
城の
濠
(
ほり
)
なる
切崖
(
きりぎし
)
も
騎士と姫
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
▼ もっと見る
山の
切崖
(
きりぎし
)
が
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
崖
常用漢字
中学
部首:⼭
11画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通