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冥護
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めいご
ふりがな文庫
“
冥護
(
めいご
)” の例文
しかるに、これを崇拝して
冥護
(
めいご
)
を得んとし、これに祈願して現福を授からんとするもののごときは、迷信の大なるものである。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
凡そ英雄豪傑の伝記を読むと、何となく天がその人の運命に特別な
冥護
(
めいご
)
を垂れ、彼はそのお蔭で、しば/\常人の企て及ばざる危地を蹈みながら無事に
虎口
(
ここう
)
を脱出するかの如くに見える。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
先を争って
天幕
(
テント
)
を
張
(
は
)
りまわすと、手に手にお
香
(
こう
)
を
焚
(
た
)
いたり、
神符
(
しんぷ
)
を焼いたりして崑崙山神の
冥護
(
めいご
)
を祈ると同時に、盛大なお茶祭を催して、
滅亡
(
ほろ
)
びた崑崙王国の万霊を慰めるのだそうですが
狂人は笑う
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
天なる
哉
(
かな
)
、この
冥護
(
めいご
)
、絶好の機逸すべからず。万計すでに備われり。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふかく、こんとんと
冥護
(
めいご
)
の谷底へおちる。
藍色の蟇
(新字旧仮名)
/
大手拓次
(著)
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もし、宗教をもって真怪の範囲内に入るるときは、純正哲学と同一の理論に帰し、世のいわゆる宗教、すなわち神仏の
冥護
(
めいご
)
等を説くことあたわざるに至らんというものあり。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
冥
常用漢字
中学
部首:⼍
10画
護
常用漢字
小5
部首:⾔
20画
“冥”で始まる語句
冥加
冥利
冥途
冥土
冥府
冥々
冥福
冥
冥想
冥罰