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傳兵衞
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でんべゑ
番頭
傳兵衞と
云る者
預り
支配なし居たるが此處に吉之助を
遣して
諸藝の師を
撰み金銀に
拘らず
習はするに日々
生花茶の
湯其外遊藝彼是と是を
して待うち翌日に成しかば名主
鵜川惣内後家お深組頭周藏佐治右衞門
傳兵衞木祖兵衞親類には千右衞門喜平治
金助大八丈右衞門兩
隣の善右衞門
孫四郎辰六
角右衞門其
外多人數入來り九郎兵衞八右衞門
久七八内忠七六之助などは
分家故皆々勝手働き先代が
取立し百姓三五郎辰八等は水を