トップ
>
便
>
ただ
ふりがな文庫
“
便
(
ただ
)” の例文
尋
(
つ
)
いで師の教えを受け、各この薬を磨くに、竜樹
香
(
かおり
)
を
聞
(
か
)
ぎてすなわち
便
(
ただ
)
ちにこれを識る。数の多少を分かつに、
錙銖
(
ししゅ
)
も失うなし。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
すなわち
便
(
ただ
)
ちに
各
(
おのおの
)
に青薬一丸を授け、而してこれに告げて曰く、汝この薬を持ち、水を以てこれを
磨
(
と
)
き、
用
(
も
)
って眼臉に塗らば、形まさに自ずから隠るべしと。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
阿那律これに答えること初めの如し。寡婦またこれなる念いを作す。男子の惑う所は
惟
(
た
)
だ色に在り。我まさに形を
露
(
あらわ
)
にしてその前に立つべしと。すなわち
便
(
ただ
)
ちに衣を脱して前に立ちて笑う。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
まさに一の客舎を作り、在家出家の人を意に任せて宿止せしめ、中において択び取らんと。すなわち
便
(
ただ
)
ちにこれを作り、道路に宣令して、宿るを
須
(
ま
)
つ。時に阿那律、暮にかの村に至り、宿所を借問す。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
便
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
“便”を含む語句
小便
便所
便宜
方便
郵便局
大便
便宜上
便乗
郵便配達
音便
郵便船
不便
穏便
郵便
郵便函
便々
軽便鉄道
郵便脚夫
便次
御方便
...