仰付おほせつけ)” の例文
許され代々村長役たるべき旨仰付おほせつけられしかばよろこび物にたとへん方なく三浦屋の主人并びに井戸源次郎を始め其事に立障たちさはりし人々にあつく禮を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
仰付おほせつけられけるにぞ徳太郎君をも江戸見物えどけんぶつの爲に同道どうだうなし麹町なる上屋敷かみやしき住着すみつけたり徳太郎君は役儀もなければ平生ふだんひまに任せ草履取ざうりとり一人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其方儀そのはうぎせん平助へいすけ養子やうしに相成候節約束をそむき藤五郎藤三郎の兩人をはいし我子すけ五郎に家督かとくを繼せんため種々しゆ/″\惡事等あくじとうくはだて候段不屆ふとゞき思召おぼしめし改易かいえきの上八丈ヶ島へ遠島ゑんたう仰付おほせつけらる
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)