“仮家”の読み方と例文
読み方割合
かりや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしかくれていたところ油壺あぶらつぼせま入江いりえへだてた南岸なんがんもりかげ、そこにホンのかたばかりの仮家かりやてて、一ぞく安否あんぴづかいながらわびずまいをしてりました。
牧狩の時の仮家かりやを、同家の先祖、大外河美濃守がもらい受けて住家として、旧吉田のごうに置いたのを、元亀三年、上吉田の本町に移し、慶長十五年、更に現在のところに転じたのだそうで
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)