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仕出
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しい
ふりがな文庫
“
仕出
(
しい
)” の例文
ものの
數
(
かず
)
ならぬ
某
(
それがし
)
に
然
(
さ
)
る
大役
(
たいやく
)
を
命
(
おほ
)
せつけ
下
(
くだ
)
され
候
(
さふらふ
)
こと、
一世
(
いつせい
)
の
面目
(
めんぼく
)
に
候
(
さふら
)
へども、
暗愚斗筲
(
あんぐとせう
)
の
某
(
それがし
)
、
得
(
え
)
て
何事
(
なにごと
)
をか
仕出
(
しい
)
だし
候
(
さふらふ
)
べき
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其の太刀帯びて
一三七
大宮
(
おほみや
)
の祭を
邌
(
ね
)
るやらん。
一三八
いかに物に狂ふぞ、といふ声の高きに、父聞きつけて、
一三九
徒者
(
いたづらもの
)
が何事をか
仕出
(
しい
)
でつる。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
ことに
四六
佳婿
(
むこがね
)
の
麗
(
あて
)
なるをほの聞きて、我が
児
(
こ
)
も日をかぞへて待ちわぶる物を、今のよからぬ
言
(
こと
)
を聞くものならば、
四七
不慮
(
すずろ
)
なる事をや
仕出
(
しい
)
ださん。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
「
彼奴
(
かやつ
)
は
神通広大
(
じんずうこうだい
)
なる魔法使にて候えば、何を
仕出
(
しい
)
ださむも
料
(
はか
)
り
難
(
がた
)
し。さりとて鼻に従いたまえと
私
(
わたくし
)
申上げはなさねども、よき御分別もおわさぬか。」と熱心に云えば
冷
(
ひやや
)
かに
妖僧記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“仕出”で始まる語句
仕出来
仕出屋
仕出來