二心ふたごゝろ)” の例文
えたるあご二重ふたへなるなど、かゝひとさへあるにてれは二心ふたごゝろちてむべきや、ゆめさら二心ふたごゝろたぬまでも良人をつと不足ふそくおもひてむべきや、はかなし、はかなし
軒もる月 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
櫻町さくらまちわすれぬかぎれは二心ふたごゝろ不貞ふてい女子をなごなり。
軒もる月 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)