二十にじふ)” の例文
後方の下甲板したかふばんには何時いつ二十にじふ四五しごまで越せしと見るばかりのひんよき英国紳士十五六人、四五人づつ横の列つくりて手を取り合ひ足揃へて歩めるを見受けさふらふが
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
あり/\かくしてお出遊いであそばすのはえすいてりますし、さあわたしこゝろはたまりません、ひとつをうたがすととう二十にじふうたがはしくなつて、朝夕旦暮あけくれ/\あれまたあんなうそおもふやうになり
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
とを二十にじふ、数知れず
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)