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乱橋
ふりがな文庫
“乱橋”の読み方と例文
旧字:
亂橋
読み方
割合
みだればし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みだればし
(逆引き)
砂丘
(
さきゅう
)
をのぼりきると
材木座
(
ざいもくざ
)
のほうに続く道路に出た。葉子はどうも不思議な心持ちで、浜から見えていた
乱橋
(
みだればし
)
のほうに行く気になれなかった。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
浜の方へ五六間進むと、土橋が
一架
(
ひとつ
)
、並の小さなのだけれども、
滑川
(
なめりがわ
)
に
架
(
かか
)
ったのだの、
長谷
(
はせ
)
の
行合橋
(
ゆきあいばし
)
だのと、おなじ名に聞えた
乱橋
(
みだればし
)
というのである。
星あかり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
雨戸の
中
(
うち
)
は、相州西鎌倉
乱橋
(
みだればし
)
の
妙長寺
(
みょうちょうじ
)
という、
法華
(
ほっけ
)
宗の寺の、本堂に
隣
(
とな
)
った八畳の、横に長い
置床
(
おきどこ
)
の附いた座敷で、向って
左手
(
ゆんで
)
に、
葛籠
(
つづら
)
、
革鞄
(
かばん
)
などを置いた
際
(
きわ
)
に、
山科
(
やましな
)
という医学生が
星あかり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
乱橋(みだればし)の例文をもっと
(2作品)
見る
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
橋
常用漢字
小3
部首:⽊
16画
“乱”で始まる語句
乱
乱暴
乱波
乱麻
乱杭
乱箭
乱杭歯
乱髪
乱暴者
乱次
“乱橋”のふりがなが多い著者
有島武郎
泉鏡花