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中支
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ちゅうし
ふりがな文庫
“
中支
(
ちゅうし
)” の例文
「お父さま、あたし、いま
中支
(
ちゅうし
)
でやっている同恵会の仕事を見学に行きたいと思うんですけど……」
キャラコさん:11 新しき出発
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
そして、その
父親
(
ちちおや
)
が、
中支
(
ちゅうし
)
の
戦線
(
せんせん
)
で、
激戦
(
げきせん
)
の
際
(
さい
)
、
戦死
(
せんし
)
を
遂
(
と
)
げたという
知
(
し
)
らせがとどいたので、さすがに、
家
(
いえ
)
のものはじめ、
村
(
むら
)
の
人々
(
ひとびと
)
は、まったく
夢
(
ゆめ
)
のような
気
(
き
)
がしたのであります。
僕はこれからだ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
北支
(
ほくし
)
から、
中支
(
ちゅうし
)
へ二
年
(
ねん
)
ばかり。」
しらかばの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“中支(華中)”の解説
華中(かちゅう)とは、中国の揚子江と黄河に挟まれた地域。春秋戦国時代には楚の領地であり、三国時代は荊州であった。北が華北、東が華東、南が華南、西は四川進出の入り口、古代からの戦略要衝であり、有名な赤壁の戦いもここで起された。
尚、第二次世界大戦頃まで日本国内では同地域を中支、中支那などの名称を用いていた。
亜熱帯の大陸性気候で、夏の気温と湿度が非常に高い。また地勢が低いため、毎年6、7月になると洪水災害が多発する。
(出典:Wikipedia)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
支
常用漢字
小5
部首:⽀
4画
“中”で始まる語句
中
中央
中間
中空
中々
中宮
中旬
中心
中原
中風